法起寺は飛鳥時代の代表的建物ですが・・・
斑鳩の三塔は、法隆寺の五重塔、法輪寺の三重塔、それに法起寺の三重塔です。法輪寺の三重塔は落雷で焼失し再建されました。いずれも聖徳太子と山背大兄にまつわる由来を持つ寺院です。この三寺だけが、塔と金堂が東西に並びます。法起寺式と呼ばれる伽藍様式です。
敷地内は静かですが、世界遺産になって、どうでしょうね? 明日香も斑鳩も外国の人が一人か、二、三人で歩いています。安全なんですね、日本は。 外国では日本人は独りで歩いたりめったにしませんよね。
現在、三重塔は金堂と東西には並んでいないように見えますね。聖天堂が金堂のそれらしい位置にあるように見えるでしょうか。
上の写真は、聖天堂と呼ばれている建物ですが、古代には金堂がここに在りました。
石の並びは金堂跡を示しますから、元は大きな建物だったのです。
聖天堂の奥に講堂が見えます。
いつ見ても素晴らしい法起寺の三重塔です。このような建物は飛鳥様式とよばれ、法隆寺・法起寺・法輪寺にしか見られないのです。
非常に特徴的な建築なのです。
8月8日(水)に熊本県西原村にて「歴史カフェ阿蘇」をします。万葉集を読む会の主催です。万葉集ではなくて、今回は聖徳太子がテーマです。
では、暑い日が続きます。お体をお大切になさいませ。
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