熊本県の西原村を紹介します
肥後大津方面から西原村に入るには、白川を渡ります。
白川の奥に阿蘇の五岳が見えます。青い山波は外輪山です。
西原村からは、西に雲仙普賢岳が見えます。一番奥にかすんでいます。手前の金峰山との間に有明海が広がります。
北側には、菊池盆地の神山、八方ヶ岳が見え、ほぼ真北には鞍岳が控えています。
鞍岳は阿蘇の外輪山の一部です。
鞍岳のすそ野一帯はは弥生の遺跡です。有名な矢護免遺跡もあります。湯船の堤(つつみ)という沼がありますから、たぶんその辺りで鉄の生産をしていたのでしょう。熊本は弥生の鉄の出土では、全国一位です。武器(鉄鏃など)や工具の類ですが。弥生時代、生産力が高かったと思います。
もちろん、西原村も旧石器、縄文の遺跡の宝庫です。
萌の里周辺1キロ圏内で見つかった石器です。もちろん表採で、歩いていて見つけました。こんなに遺物が拾えるところは他にはありません。
面白くて魅力的な村です。
もちろん野菜がおいしいです。なぜなら、周囲が山なので水が汚されていないからです。生活用水が流れていない水で育つからでしょうね。
この村に泊まる時は、必ず野菜のフルコースです。お土産も、野菜。
野菜を育てたいと長年思っていましたが、自分で育てるより買った方がやすいです……
西原村で、8月8日に歴史カフェ阿蘇「を聖徳太子のなぞ」を計画しています。
お逢いできれば幸せです。
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